何年か前のコミケでnbkz先生が「新規メーカーで2万本を超えることは非常に難しい」というようなことを言っておられました。実際その前もその後もそのように推移してきているわけですが、しかし今年はちょっと様子が違っているようです。
■ギャルゲ・エロゲ 2008年 作品別年間売り上げランキング(8月まで)(Augst Dojin Data Base)
このランキングを見ると、新規メーカーであるRicottaの「プリンセスラバー!」(姫ゴム)が17,741ポイントも稼いで、堂々11位に入っています。PUSHのポイントは販売本数の1/2弱のようですから、単純に2倍すれば3万本以上売れたことになります。これってすごくないですか?
そしてこのランキングでは集計期間外ですが、ABHARの「水平線まで何マイル?」(すマイル)もかなりの好成績を記録したようです。おそらく2万か、それに近いところまで到達したと考えられます。
このように、新規メーカー、しかもどこかのメーカーのスタッフがまるごと独立した(例:みなとそふととか。コットンソフトもそれに近い)とかでないブランドがここまで健闘したのは、ここ数年わたくしの記憶にはありません。最初にnbkz先生の言葉を借りましたが、それくらい珍しいことなのです。
では、この2メーカーはどうして成功したのでしょうか? 簡単に共通点をまとめてみました。
1.原画家が人気同人作家で、エロゲ原画デビュー作である
2.そのほかのスタッフも実績がある
3.企画に目を引く要素がある
4.店舗レベルでの展開がしっかりしていた
こんなところでしょうか。
ええ、悲しいかな、ゲームの評価は売上とほとんど関係がないので。
まず1について書くと、姫ゴムのこもりけい氏、すマイルの深崎暮人氏ともに同人誌での実績があります。しかも商業エロゲの原画を描くのはこれが初めてです。イラストが魅力的なだけでなく新鮮味があったということが大きなポイントになったのではないでしょうか。
続いて2についてですが、姫ゴムはシナリオに数々のゲームで実績のある尾之上咲太氏、主題歌には橋本みゆき氏を起用しています。一方のすマイルも、背景に吉田誠治氏を起用し、音楽スタッフも非常に豪華です。ちなみにプロデューサーの黒瀬ゆづき氏は「少女魔法学リトルウィッチロマネスク」でディレクターなさったりもしてますね。つまり、新規メーカーといっても中の人はまったくのルーキーではなかったということです。
3については異論があるかもしれませんが……。姫ゴムはお姫様にメイド、ツンデレお嬢さまにセイバー似の女騎士と、キャッチーで分かりやすいキャラクターを並べた見た目にも華のあるゲームです。すマイルのほうは派手さこそありませんが、ビジュアルにふんだんに使われた青空とガンダムカラーで統一されたヒロインたちの制服は、爽やかで鮮烈なイメージを与え、ほかの学園ものエロゲと一線を画すことに成功しています。
わたくしが常々「エロゲは絵と設定がすべて」と言っているのはそこなんですよね。ほかのエロゲとどこまで差別化できるか、っていう。
4については、両方とも秋葉原の店舗で大きく展開されていたのを覚えています。雑誌ではそこまで目立った印象はありませんでしたが、やはり現場レベルでの努力は重要ということなのでしょう。
雑誌でページを大々的にとるのは、よほどのことがない限り新規メーカーには不可能です。基本的に彼らは安パイ=実績のあるメーカー&クリエイターが係わったゲームを取り上げるものですから。でも、店舗というか流通相手なら、努力次第でなんとかなる……のかな? と。
つまり結論としては、売れるゲームを作るなら同人誌から絵描きを引っ張ってこい! ということになるでしょうか(ぉぃ
一般マンガ誌がエロマンガ誌から作家を引き抜くようなもので(暴言
■ギャルゲ・エロゲ 2008年 作品別年間売り上げランキング(8月まで)(Augst Dojin Data Base)
このランキングを見ると、新規メーカーであるRicottaの「プリンセスラバー!」(姫ゴム)が17,741ポイントも稼いで、堂々11位に入っています。PUSHのポイントは販売本数の1/2弱のようですから、単純に2倍すれば3万本以上売れたことになります。これってすごくないですか?
そしてこのランキングでは集計期間外ですが、ABHARの「水平線まで何マイル?」(すマイル)もかなりの好成績を記録したようです。おそらく2万か、それに近いところまで到達したと考えられます。
このように、新規メーカー、しかもどこかのメーカーのスタッフがまるごと独立した(例:みなとそふととか。コットンソフトもそれに近い)とかでないブランドがここまで健闘したのは、ここ数年わたくしの記憶にはありません。最初にnbkz先生の言葉を借りましたが、それくらい珍しいことなのです。
では、この2メーカーはどうして成功したのでしょうか? 簡単に共通点をまとめてみました。
1.原画家が人気同人作家で、エロゲ原画デビュー作である
2.そのほかのスタッフも実績がある
3.企画に目を引く要素がある
4.店舗レベルでの展開がしっかりしていた
こんなところでしょうか。
ええ、悲しいかな、ゲームの評価は売上とほとんど関係がないので。
まず1について書くと、姫ゴムのこもりけい氏、すマイルの深崎暮人氏ともに同人誌での実績があります。しかも商業エロゲの原画を描くのはこれが初めてです。イラストが魅力的なだけでなく新鮮味があったということが大きなポイントになったのではないでしょうか。
続いて2についてですが、姫ゴムはシナリオに数々のゲームで実績のある尾之上咲太氏、主題歌には橋本みゆき氏を起用しています。一方のすマイルも、背景に吉田誠治氏を起用し、音楽スタッフも非常に豪華です。ちなみにプロデューサーの黒瀬ゆづき氏は「少女魔法学リトルウィッチロマネスク」でディレクターなさったりもしてますね。つまり、新規メーカーといっても中の人はまったくのルーキーではなかったということです。
3については異論があるかもしれませんが……。姫ゴムはお姫様にメイド、ツンデレお嬢さまに
わたくしが常々「エロゲは絵と設定がすべて」と言っているのはそこなんですよね。ほかのエロゲとどこまで差別化できるか、っていう。
4については、両方とも秋葉原の店舗で大きく展開されていたのを覚えています。雑誌ではそこまで目立った印象はありませんでしたが、やはり現場レベルでの努力は重要ということなのでしょう。
雑誌でページを大々的にとるのは、よほどのことがない限り新規メーカーには不可能です。基本的に彼らは安パイ=実績のあるメーカー&クリエイターが係わったゲームを取り上げるものですから。でも、店舗というか流通相手なら、努力次第でなんとかなる……のかな? と。
つまり結論としては、売れるゲームを作るなら同人誌から絵描きを引っ張ってこい! ということになるでしょうか(ぉぃ
一般マンガ誌がエロマンガ誌から作家を引き抜くようなもので(暴言







